業界研究
業界研究 ~4つのポイント~
今、知っておくべき業界研究!
コロナ禍で行動範囲が狭くなることで、社会や経済の変化について情報が不足しているという方も多いのではないでしょうか。実はAIやDX、急激な円高・石油価格の高騰等により業界・企業は「大胆な変化や急激な進化」の真っ只中にあります。就職先を決める際、これから伸びる業界、需要がある仕事を把握することは非常に重要です。しっかり、業界研究をすることで、長く活躍できる就職先探しにつなげていきましょう。ここからは、業界研究を進めるための4つのポイントをお伝えして行きます。ぜひ、実践してみてください。
~「業界研究」4つのポイント~
業界研究はまず「脱!イメージ就活」から
学生の皆さんにとっては“インターネットの情報(他人の声)”、年齢を重ねた人達にとっては“経験からくる思い込み”が、就活を長引かせる原因になっているケースがあります。仕事のニーズも働き方もかなり変化しているのに、情報が古いためミスマッチを起こしているというワケです。
就活を上手く進めるために、まずは抱いていた業界イメージから離れて、最新の情報にアップデートすることから始めてみましょう。
就活を上手く進めるために、まずは抱いていた業界イメージから離れて、最新の情報にアップデートすることから始めてみましょう。
消費者視点でマーケットの変化を考える
どんなに居心地の良い企業であっても、社会のニーズ(マーケット)がなければ衰退してきます。自分自身の生活様式の変化から、社会全体のニーズを考えてみましょう。コロナ禍の3年間でよく利用するようになったサービス、買い物の志向、食生活の変化、遊び方、仕事のやり方などなど、どんな業界が活躍しているか、これを知るだけでも、成長している業界、ニーズがある職種が見えてきます。
気になるキーワードから拡げていく
超高齢化・少子化・SDGs・カーボンニュートラルetc…まずは、自分が気になっている「時代のキーワード」から業界研究をしてみてはいかがでしょうか? 例えば「超高齢化」から連想できる業界や仕事は? 福祉介護施設の仕事だけではありません。車イスや介護ベッドなどの介護用具や用品メーカー・販売店、ケア食品の製造、宅食サービスなども高いニーズがあります。さらに医療施設での専門職はもちろん、医療機器・リネンサービス・医薬品・かかりつけ薬局など。このようにひとつのキーワードで掘り下げていくことで、知らない業界や企業、職種について知ることができます。
業界の代表的な企業を深掘り研究をする!
志望業界を見つけたら、その業界の代表的な企業を一つ選んで「深掘り企業研究」をしてみましょう。やり方は難しくありません(※企業研究のコラムも参照)。企業のホームページを見て分からない言葉や専門用語をインターネットで調べていくのです。その業界や企業について他人に説明できるようになるまでやってみましょう。そうすることで、より業界や企業への関心度が高まるだけではなく、志望動機にもつながっていきます。業界や企業を良く理解した上での志望動機は内定につながる大きな第一歩となります。