再就職支援就職活動
キャリア自律に向けて変わる「評価基準」 今、求められる人とは?
「年功序列・終身雇用」が大前提だった日本型雇用が終焉を迎えようとしています。これからの企業はどんな人材や仕事力を求めているのでしょうか。今回は皆さん自身のキャリア形成にも大きく影響してくる「評価基準の変化」を解説していきます。
「終身雇用の見直し」そして「インターンシップによる採用」へ
コロナ禍直前の2019年秋、当時の経団連会長の「終身雇用の見直し発言」が大きな波紋を呼んだことは、皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。時を同じくしてインターンシップを絡めた新卒採用のカタチも協議され、ついに2022年6月には「三省合意(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)」によって、正式にインターンシップからの採用評価が可能になりました。これは選考方法がかつてのような採用試験から、ミスマッチ回避のために「仕事力の評価」へと視点が変わったということになります。
この採用・雇用の変化は何を意味するのか…
新卒採用の変化はまさに社会全体の「人材評価の起点」となるもの。これから学生になる子供たちはソコを目指し、これから就職に挑む学生はソコから社会へと飛び立つわけです。ですから再就職を目指す方々への選考方法も、必然的に「仕事力」が重要視されていく方向に動き出しています。東京しごとセンターでもインターンシップ型の就業支援事業を実施しています。
「人材評価の視点」何が重要視されるのか
一気に巨大組織化した高度成長期から一転、オイルショック・バブル崩壊・リーマンショック・コロナ禍と次々に表れる壁を前にした各企業は、従来の評価視点では組織として生き残れなくなる「危機感」を持つようになりました。インターンシップを経ての採用はまさにその表れで「世界基準の採用方式」に合わせていったものです。
企業が重視しているポイントを具体的に一言で示すとすれば、少々ザックリではありますが…
【従来の評価】 ▶ 決められた仕事をきちんとこなす人
【今後の評価】 ▶ 創造的な発想力で解決策をもたらす人
…のような違いではないでしょうか。
企業が重視しているポイントを具体的に一言で示すとすれば、少々ザックリではありますが…
【従来の評価】 ▶ 決められた仕事をきちんとこなす人
【今後の評価】 ▶ 創造的な発想力で解決策をもたらす人
…のような違いではないでしょうか。
新しい社会への就職、今どんな準備をしておくべきか
どんな業界のどんな企業・職種であっても「自発的に取り組める人」が求められます。そのためには業界・企業研究はキチンと行って「仕事の価値」を十分に理解した上で面接に挑みましょう。「準備のできる自分」を見せることが、仕事力を表現する第一歩にもなります。
また「人手不足」を乗り切るためにDX化を推進する中小企業も多く、ITスキルは可能な限り高めておくことが望まれるでしょう。幸いにも国を挙げての「リスキリング」促進の最中です。東京しごとセンターでは成長分野への人材シフトを促進する成長産業分野キャリア形成支援事業を実施しています。
「IT・AIに職を奪われる…」と不安の中で立ち止まっているあなた!
「道具」を手に入れることで出来ることも増え、仕事の可能性は格段に拡がります。是非チャレンジしてください。
また「人手不足」を乗り切るためにDX化を推進する中小企業も多く、ITスキルは可能な限り高めておくことが望まれるでしょう。幸いにも国を挙げての「リスキリング」促進の最中です。東京しごとセンターでは成長分野への人材シフトを促進する成長産業分野キャリア形成支援事業を実施しています。
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「道具」を手に入れることで出来ることも増え、仕事の可能性は格段に拡がります。是非チャレンジしてください。